こんにちは、Clover です。
我が家は2024年に11月に一条工務店と「仮契約」を結びました。
仮契約とは何なのか、メリットやデメリットは何なのかをご紹介します。
一条工務店の仮契約とは?
まずは、一条工務店の仮契約とは何かについて説明します。
仮契約とは、本契約(いわゆる工事請負契約)を仮で行う一条工務店の契約形態になります。
冒頭でも記載している通り、我が家は現在この「仮契約」の状態です。
では、仮契約にはどのようなメリット、デメリットがあるか説明します。
仮契約のメリット

まずは仮契約のメリットについて説明します。
メリット① 契約時点の坪単価が保証される
まず一つ目のメリットは、契約時点の坪単価が保証されることです。
近年、建築費がかなりの勢いで上昇しています。
これには色々と理由があるようですが、資材や人件費の高騰などにより、現在進行形で上昇している状況です。
そんな中、一条工務店で仮契約を結ぶと、契約時点の坪単価が保証されます。
特に土地がまだ決まっていない場合、ひとまず仮契約をしておけば、建築費の高騰を気にして焦ることなく、土地探しに専念することができます。
もちろん土地ありの方で一条工務店にするか迷っている方も、坪単価の上昇を抑えられるため、一旦仮契約し、他のハウスメーカーや工務店とじっくり比較検討するのも良いと思います。
メリット② 契約時点の商品やキャンペーンが保証される
メリットの2つ目は契約時点の商品やキャンペーンが保証されることです。
例えば、一条工務店には「HUGme(ハグミー)」という商品があります。
こちらの商品は、一条工務店45周年記念の商品で2023年1月から販売されており、2025年2月現在も、一条工務店の中では最も低価格な商品としてラインナップされています。
しかし、この商品は期間・棟数限定となっており、いずれ販売終了してしまう可能性があります。
しかし、仮契約をしておけば、例え販売終了になったとしても、契約時点で販売中であれば商品として選択が可能となります。
その他、契約時点の標準設備やキャンペーン等も保証されます。
メリット③ 違約金なしでキャンセルが可能
メリットの3つ目は違約金なしでキャンセルが可能という点です。
仮契約時には契約金(手付金)という形でまとまった金額を支払う必要がありますが、仮契約時点でキャンセルした場合は支払ったお金が返金されます。
※ただし、ある程度段階が進んでからの解約になると、そこまでに生じた諸費用が差し引かれた金額のみ返金となるため注意が必要です。
仮契約のデメリット

続いて仮契約のデメリットについて説明します。
デメリット① 契約金(手付金)が必要
仮契約を結ぶためには、まとまった金額の契約金(手付金)が必要となります。
商品により異なるようですが、HUGmeの場合は30万円、HUGme以外は100万円必要です。
私たちは、HUGmeかアイスマイルで迷っていましたが、どちらにするのかは契約後に決めて良いとのことでしたので、ひとまずアイスマイルで契約しました。
(※ちなみに、アイスマイルで仮契約する方が、設計士さんの介入がHUGmeより早くなるようです。)
結構大きな金額ですが、この手付金はどのハウスメーカー、工務店でも支払うのが一般的なようです。
もし100万円の契約金が払えないという場合は、ひとまずHUGmeで仮契約しておき、契約後に上の商品に変更することも可能とのことでした。
この裏技的なやり方は条件等によるかもしれませんので、可能かどうかは営業担当さんに確認して頂くと良いと思います。
なお、この契約金は最終的に総支払額に計上されますので、頭金と考えていただければ気にするほどのデメリットでも無いかもしれません。
デメリット② 仮契約では本審査できない銀行がある
デメリット二つ目は、仮契約では住宅ローンの本審査ができない銀行があるという点です。
私たちの場合特殊なケースだと思いますが、正直これについては盲点でした。
私たちは土地自体はほぼ決まっており、本契約(工事請負契約)の取り交わしができる状態ではありましたが、補助金申請のこともあり、営業担当さんの提案で敢えて仮契約としていました。
ただ、土地の融資特約の期限があるため、どの銀行でも良いのでひとまず本審査を通して下さい、と営業担当さんに言われため、事前審査をしていただいた銀行へ本審査して頂きたい旨伝えました。
すると、
「申し訳ございません、仮契約書では本審査にお通しすることができません・・・」
と言われてしまいました。
正直かなり焦りました。
すぐに営業担当さんに事情を説明し、他の銀行を紹介していただいた結果、何とかギリギリで間に合いました。
(複数の銀行を検討していたため、選択肢が一つ増えた形となり、まあ良かったかなと思うようにします。)
私たちのように仮契約状態で銀行のローン本審査に通す方は少ないと思いますが、銀行によっては仮契約書では受付してもらえない場合もあるため、注意が必要だと思います。
まとめ
一条工務店の仮契約のメリットは、
・坪単価の保証
・商品やキャンペーンの保証
・違約金なしで解約が可能(契約金の返金は全額で無い場合もあります)
一条工務店の仮契約のデメリットは、
・契約金が必要
・銀行ローン本審査に通せない可能性がある
以上が私の感じた一条工務店仮契約のメリット・デメリットになります。
少しでも一条工務店を検討されている方の参考になると嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。